代表弁理士 米田恵太 プロフィール

ご挨拶 – サービスにかける想い

はじめまして。ナビゲーター「特許マン」と、その「中の人」こと、アイデアをカタチにする知財専門家/弁理士の知育特許事務所 代表 米田です。

このページでは、私たちがどんな想いで「3Dプリント」と「知的財産」のサービスをお届けしているのか、そして私自身がどんな人間なのかをお伝えします。

「弁理士って何をする人?」「なぜ3Dプリンター?」――そんな疑問にもお答えできれば嬉しいです。どうぞリラックスしてお読みください。

私が「カタチ」と「権利」をつなぐ理由

原点は、大切なカードを“パクられた”悔しさ…!?

少し個人的な話になりますが、私が「権利」や「守ること」に強くこだわるのには、子供の頃の体験が影響しています。

大好きで大切にしていたガンダムのカードダス――子供の頃、夢中で集めていた宝物のようなコレクションカードです。ある日、それが友達に「パクられて」しまったんです! 子供心に、それがどれだけショックで悔しかったことか……。「自分の大切なものが理不尽に奪われるのは絶対におかしい!」と強く感じたことを、今でも鮮明に覚えています。

その経験があったからこそ、「誰かの大切なアイデアや努力の結晶を、専門知識でしっかり守れる存在になりたい」と考えるようになり、弁理士の道を志しました。

アイデアが「眠ってしまう」もったいなさとの出会い

弁理士として多くの相談を受ける中で、もう一つ感じたのは「素晴らしいアイデアが具体化されずに埋もれてしまう」現実でした。

「試作品を作るコストや手間が大変」「ちょっと試したいだけなのに、どこに頼めばいいか分からない」――そんな理由で、せっかくの発想が実際の検討に進まないことが少なくなかったのです。この「もったいなさ」を解消したい。その思いで出会ったのが3Dプリンターでした。自分の手で出力してみたとき、「これなら、誰でも早く・安く・安全にアイデアを『試せる』」と確信しました。

「弁理士としての『まもる』知識」と「3Dプリンターによる『つくる』技術」を掛け合わせれば、アイデアの誕生から権利化・活用までを一気通貫で支援できる――そう考え、このハイブリッド型のサービスを立ち上げました。

「守る」だけじゃない。「価値」を可視化するという挑戦

しかし、それで終わりではありませんでした。お客様がアイデアを『カタチ』にし、『権利』で守ったとしても、なお残る「もどかしさ」がありました。

特許や商標は本来ビジネスを守る強力な武器ですが、その力は模倣やトラブルが起きたときに初めて発揮される――いわば「守りのツール」です。

平時にはその効果が見えにくく、特に中小企業の経営者の方からは「特許や商標を取ったはいいけれど、これって本当に価値があるの?」という声をいただくことも少なくありませんでした。お客様が多大な時間と費用をかけて取得した大切な権利が、その価値を実感されないまま眠っている――私はこの「価値の見えにくさ」こそが、知的財産が経営の武器として活かされにくい最大の要因だと感じるようになりました。

そこで私は、権利で「守る」だけでなく、ブランドやアイデアが持つ資産価値を、客観的な「数値」として可視化する『価値評価』に取り組むようになりました。これにより、特許や商標は棚にしまっておく「お守り」ではなく、売却・M&A・資金調達の場で交渉材料となる「攻めの資産」に変わります。

『カタチ』にし、『権利』で守り、そして『価値』を明らかにする。

この三位一体のサポートで、お客様のアイデアの可能性を最大化すること――それが、今の私の使命です。

私がなぜ「ブランドの価値評価」や「3Dプリント試作支援」まで行っているのか、その背景や考え方は、noteで詳しくお話ししています。note記事はこちら

大切にしていること、好きなこと

お客様の「?」を「!」に変えるお手伝い

私が仕事で最も大切にしているのは、お客様と同じ目線に立ち、難しい専門用語も分かりやすく伝えることです。「こんなこと聞いてもいいのかな?」という質問ほど大歓迎。特許マンと一緒に、どんな疑問にも丁寧にお答えします。

アイデアがカタチになる瞬間と… ゲームが好き!

3Dプリンターにデータを送って、アイデアが少しずつ立体的なモノとして出来上がっていく様子を見るのは、何度経験してもワクワクします。まるで魔法のようです!

そんな「創造」の面白さも好きですが、実はプライベートではゲームが好きです。特に、作り手(開発者)が「プレイヤーをどう楽しませようか?」「どんな驚きを与えようか?」と考えて仕掛けた創意工夫に共感します。

お客様の新しいアイデアに触れるとき、「このアイデアは、世の中の人をどうワクワクさせるだろう?」と考えるのは、どこかゲームの作り手の工夫を探す感覚に似ています。そして、価値評価は、そのブランドに隠された「隠しステータス」――目には見えないけれど、確かに存在する真の価値――を解き明かすプロセスです。これまで目に見えなかった努力の結晶が、客観的な「数値」という、誰にでもその価値が伝わる「カタチ」に変わる。その瞬間に立ち会えるのが、この仕事の醍醐味です。

こんな方と一緒に挑戦したい!

このサービスを通じて、自分のアイデアで世の中をちょっと面白くしたい・誰かの役に立ちたいという熱い想いを持った方々に、たくさん出会いたいと思っています。

個人発明家の方、スタートアップの経営者の方、企業の開発担当の方、そして自分の「好き」を形にしたいクリエイターの方……立場は違っても、新しいものを生み出す情熱は同じはずです。

そして、その情熱がビジネスとして次のステージへ向かう重要な局面にも立ち会いたいと考えています。

  • 事業は残しつつ、育てた商標の売却(譲渡)を検討している方
  • 手塩にかけて育てた事業全体のM&Aを考える経営者の方
  • 無形資産を武器に資金調達を目指す担当者の方
  • ご自身のブランドを正当な価値でライセンスしたい方

そんな「情熱」を客観的な数字で裏付ける大切な場面でこそ、私の専門性が活きると信じています。

あなたの挑戦を、技術と知財、そして事業価値の可視化という全ての面から応援できることを楽しみにしています!

資格・所属

  • 弁理士登録番号: 第16197号
  • 特定侵害訴訟代理業務 付記登録
  • 所属: 日本弁理士会

あなたの「やりたい!」を、一緒にカタチにしませんか?

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。少しでも私や特許マン、そして当サイトのサービスに興味を持っていただけたら嬉しいです。

「うちのブランド、価値は?」「このアイデア、試作できる?」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

「特許マンと一緒にお待ちしています!」

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