商標価値評価(簡易RFR)について調べ始めると、「そもそも商標の価値をどう数字にするのか」「料率(1〜5%)はどう考えるのか」「金融機関や社内説明でどう使えるのか」が分かりづらくなりがちです。
そこでこのページでは、商標価値評価(簡易RFR)の基本から、意思決定の根拠となる論理、金融機関・社内説明での使い方、短期間で数字を出すときの進め方などに関して、関連記事に案内する「まとめページ」として整理しました。
まずは、気になる部分からご覧ください。
まずは目的から選ぶ
社内稟議・税務・金融機関向け(説明の根拠が欲しい)
ライセンス交渉・無断使用向け(交渉に使える数字が欲しい)
短期間で「まずは目安」を出したいとき
「まず1週間程度で数字の目安が欲しい」「稟議や打ち合わせの日程に間に合わせたい」といった場面で、進め方や必要な情報を確認したいときのパートです。
依頼前に準備しておきたい資料を確認する
評価をスムーズに進めるために、事前にどのような資料や情報を整理しておけばよいかを確認したいときのパートです。
よくある質問
Q1. 自社は「説明の根拠」向けと「交渉」向け、どちらから読むべき?
A.社内稟議・税務・金融機関など“第三者への説明”が目的なら上の「説明の根拠が欲しい」から。使用料の見直しや無断使用など“相手がいる問題”なら「交渉に使える数字が欲しい」から読むのが最短です。
Q2. 簡易RFRは、厳密な評価(鑑定)と何が違う?
A.簡易RFRは「稟議や交渉で使うための価格目安」を限られた情報で短期間に作るのに対して、厳密な評価(鑑定)は追加調査・裏付けを積み上げ、根拠資料を厚く揃えた上で評価(商標の価格)を出します。
Q3. 1〜5%の料率は、業界で決まっているの?
A.一律に決まるものではありません。料率は「その商標が売上にどれだけ効いているか」「その商標だから選ばれるのか」「販売チャネル(直販・卸・EC)」などにより上下します。そのため、状況に応じて適切な料率を設定する必要があります(詳細は実施料率(1〜5%)の根拠参照)
Q4. 交渉(使用料の値上げ・無断使用)で、まず何から着手すべき?
A.まずは「契約の有無」と「相手がどう使っているか」を確認し、事実関係を整理します。次に、使用料が妥当か(適正料率・金額)や、無断使用がある場合は損害額(使用料相当額など)の目安を算出します。そのうえで、相手との関係性や目的に応じて方針を決めていくのが安全です。
Q5. 依頼前に準備しておくとよい資料は?
A. 売上資料、商品・サービス資料、商標の使用実態(Web/販促物)、契約書(あれば)などです。チェックリストは商標価値評価を依頼する前に準備しておきたい5つの資料にまとめています。
商標価値評価の個別相談・サービスのご案内
- 商標価値評価(簡易RFR)サービス
費用:¥110,000(税込・定額)
客観的かつ論理的な「算定報告書」を、弁理士が作成・提供します。融資・譲渡・稟議の根拠資料として最適です。 - 無料相談(30分)の予約フォーム
「どこから着手すべきか」「交渉・解決まで見据えるなら何を優先するか」など、着手前の疑問を整理します。
この記事を書いた人:弁理士・米田恵太(知育特許事務所)

