知育特許事務所のサイトでは、
「新しい製品や技術をどう守るか」「デザインの見た目をどう押さえるか」「商標やブランド名の価値をどう整理するか」
といったテーマを、いくつかのハブページ・関連記事に分けて整理しています。
このページは、知財・3Dプリント試作・商標価値評価を横断的に俯瞰するための
「総合ガイド(ハブページ)」です。
ご自身の状況に近いパートから読み進めていただくことで、
「まずどこから手をつけるべきか」「どの記事・サービスを見ればよいか」を整理できるよう構成しています。
なお、特許出願・商標出願に関する基本的な記事については、現在「実務ガイドの追加・リニューアル」を進めています。特許・商標自体の業務は通常どおり取り扱っておりますので、個別のご相談は15分の無料相談よりお気軽にお問い合わせください。
1. このページの使い方
まずは、次のどの状況に近いかをイメージしながら読み進めてみてください。
- 新しい製品・技術のアイデアがあり、出願前の3Dプリント試作を安全に進めたい
- 完成しつつある製品の「見た目(デザイン)」を意匠で押さえたい
- すでに使っている商標・ブランド名の価値を数字で整理したい
- 自社の案件で特許・意匠・商標のどれを優先すべきか、全体の整理から相談したい
以降では、①出願前の3Dプリント試作、②意匠(デザイン保護)、③商標価値評価(簡易RFR)の順に、
それぞれのハブページや関連記事をご案内します。
2. 出願前の3Dプリント試作と「公開リスク」を押さえたい方へ
新しい製品や技術の検討では、
「まずは3Dプリントで形にしてみたい」「構造や動きを確認したい」という場面が多くあります。
一方で、試作のやり方や見せ方によっては、特許・意匠の新規性を失うおそれもあります。
そのような場面を整理したいときは、まず次のハブ・関連記事からご覧ください。
- 出願前に3Dプリント試作を行う方へ|安全に進めるためのポイントと関連情報のまとめ
└ 出願前の3Dプリント試作について、全体像・NDA・公開リスク・意匠/特許のそれぞれの視点を整理した「まとめページ(ハブ)」です。 - 【特許・意匠の出願前】に役立つ3Dプリント試作の総合ガイド ─ 事前に押さえるべきポイントと、安全な進め方を弁理士が解説
└ 出願前試作の目的、新規性・NDAとの関係、試作から見えてくる「工夫点・見せ方」の整理など、全体を俯瞰したいときに。
出願前試作のテーマは、次の4つに分けて読むと整理しやすくなります。
- NDA(秘密保持契約)・情報管理:
社外の試作会社にデータを渡すときに、再委託・写真掲載・データ管理でどこに注意するか。
→ 出願前試作のNDAで必ず確認しておきたいポイント - SNS・展示会などでの公開リスク:
試作品を見せたいときに、「何を」「誰に」見せると新規性に影響し得るか。
→ 試作品の公開で失敗しないために|新規性喪失リスクと注意点 - 意匠として守りたい“見た目”の考え方:
試作を通じて、どの形・どの見せ方を意匠として押さえるべきか。
→ 【意匠 × 試作】出願前にどこまで見せていいか|形状の公開リスクと安全な進め方 - 特許として守りたい技術部分の扱い:
構造・動作・仕組みといった技術的な特徴を、試作段階でどこまで見せると危険か。
→ 【特許 × 試作】出願前の試作品でどこまで技術を見せていいか|構造・動作・仕組みの公開リスクを弁理士が整理
3. 製品の「見た目」を意匠で守りたい方へ
製品の印象を決めるのは、構造や性能だけでなく「見た目(デザイン)」です。
競合との差別化やブランドづくりを考えると、外観の押さえ方を意匠で整理しておくことが重要になります。
意匠の全体像や、出願前にどこを整理すべきかを確認したい場合は、次の関連記事からご覧いただくとスムーズです。
- 意匠権とは?身近な例をもとにわかりやすく説明して使い道も解説|弁理士が図解で解説
└ 「意匠権とは何か」「どんな場面で役に立つのか」を身近な具体例とともに整理したいときに。 - 意匠登録の流れ|図面・写真・3Dデータの実務ガイド
└ 出願までのステップと、どの段階でどの資料(図面・写真・3Dデータ)が必要になるかを把握したいときに。 - 意匠出願前に整理しておくべきこと|要部・物品・図面とチェックリスト(弁理士解説)
└ 出願前に「どこが要部か」「どの物品として出すか」「図面をどう作るか」をチェックリスト形式で確認したいときに。 - GUI意匠(画面デザイン)の基礎|アプリ・SaaSのUIを守る実務ガイド【2025年版】
└ アプリ・SaaS・Webサービスの画面デザインについて、どこまで意匠として押さえられるかを整理したいときに。
「3Dプリント試作と組み合わせて、どこまで見せてよいか」については、前項の
【意匠 × 試作】出願前にどこまで見せていいか もあわせてご覧ください。
4. 商標・ブランド名の「価値」を整理したい方へ(商標価値評価・簡易RFR)
すでに使用している商品名・サービス名・ブランド名について、
「どれくらい売上に効いているのか」「譲渡・売却のときにどの程度の価値として扱えるのか」を
数字の目安として整理したい場面があります。
そのような場面に向けて、商標価値評価(簡易RFR)に関する情報は、次のハブページと関連記事にまとめています。
- 商標価値評価|RFR法の基礎と実務ガイド(まとめ)
└ 商標価値評価に関する記事をまとめた「総合ガイド(ハブ)」です。全体像・料率・活用シーン・準備資料などを整理したいときに。 - 商標価値の出し方(簡易RFR)|稟議・譲渡・事業説明で使える基礎ガイド
└ RFR法の基本と、「売上 → ロイヤルティ相当額 → 現在価値」という価値の出し方の流れを押さえたいときに。 - 商標の相当実施料率は?1〜5%の根拠と10%水準のケースを弁理士が解説
└ RFR法の出発点となる「料率(1〜5%)」について、どのような考え方で決めていくかを整理したいときに。 - 商標価値評価を依頼する前に準備しておきたい5つの資料
└ 依頼前にどこまで情報が揃っていればよいか、売上データ・販路・広告状況などのチェックポイントを確認したいときに。
5. 状況別に「どこから読めばよいか」を整理する
いくつか当てはまりそうなパターンを挙げますので、
ご自身の状況に近いところから読み進めてみてください。
- 新しい製品・技術のアイデアがあり、まずは安全に試作したい
→ 出願前3Dプリント試作のハブページ
→ + 必要に応じて、NDA・公開リスクの記事(2章でご紹介した各記事) - 製品の見た目・デザインを中心に守りたい
→ 「意匠権とは?」の記事や、意匠登録の流れ・チェックリストの記事(3章の各リンク)
→ 試作を行っている場合は、「意匠 × 試作」の記事もあわせて確認 - 既に使っている商標・ブランド名の価値を整理したい
→ 商標価値評価ハブページ
→ そのうえで、「商標価値の出し方(簡易RFR)」や「依頼前に準備する資料」の記事を順に確認 - どれが自社に合うのか、まずは全体像から相談したい
→ 後述の「相談メニュー」から、15分の無料相談をご利用ください。
6. 出願前試作・意匠・商標価値評価について関連記事をまとめて振り返る
出願前の3Dプリント試作・意匠・商標価値評価に関する情報を、もう一度テーマ別に振り返りたい場合は、
次のような順番で読み進めていただくと整理しやすくなります。
- 出願前3Dプリント試作の全体像
→ 【特許・意匠の出願前】に役立つ3Dプリント試作の総合ガイド - 外部試作とNDA・情報管理
→ 出願前試作のNDAで必ず確認しておきたいポイント - 試作品の公開リスク(SNS・展示会など)
→ 試作品の公開で失敗しないために|新規性喪失リスクと注意点 - 意匠として守りたい「見た目」の考え方
→ 【意匠 × 試作】出願前にどこまで見せていいか|形状の公開リスクと安全な進め方 - 特許として守りたい「技術部分」の扱い
→ 【特許 × 試作】出願前の試作品でどこまで技術を見せていいか|構造・動作・仕組みの公開リスクを弁理士が整理 - 商標価値評価(簡易RFR)の全体像
→ 商標価値評価|RFR法の基礎と実務ガイド(まとめ)
7. サービス・相談のご案内
記事で全体像を確認したうえで、
「自社のケースでどう進めるべきかを整理したい」「まずは個別事情を聞いてほしい」
といった場合は、次のサービス・相談メニューもご利用いただけます。
- 3Dプリント試作サービスのご案内
└ 外部にデータを出さずに、事務所内の3Dプリンタで完結する「出願前試作」をご希望の方向けのサービスです。 - 商標価値評価(簡易RFR)サービスのご案内
└ 譲渡交渉・社内稟議・金融機関への説明などに使える、商標価値評価書(PDF)の作成を行っています。 - 15分の無料相談のご案内
└ 「特許・意匠・商標のどこから考えるべきか」「出願前試作や公開リスクをどう整理すべきか」など、
まずは方向性だけでも一緒に整理したい、という場合にご利用いただけます。
8. 特許・商標に関するページについて
知育特許事務所では、特許出願・商標出願・調査・相談などの 基本的な知財業務も通常どおり取り扱っています。
現在、特許・商標に関するページは 内容刷新のためのリニューアルを準備中です。 公開までの間は、個別のご相談や手続きについては 無料相談ページよりお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人:弁理士・米田恵太(知育特許事務所)

