「このデザイン、すでに誰かが意匠登録していないだろうか」──新しい製品のデザインが固まってきた段階で、まず確かめておきたいことです。日本の登録意匠は、無料の特許情報データベース「J-PlatPat」で調べられます。ただし、検索に使えるのは番号・キーワード・分類などで、製品の写真や図から探す機能はありません(2026年9月時点)。写真で検索できる海外の無料サービスもありますが、当所が試したところ、検索結果のほとんどはほかの国や地域の意匠で、日本の登録意匠はごく一部でした。
そこで当所は、特許庁が発行する意匠公報(登録意匠の図面を載せた公式の文書)の図を集め、登録意匠を画像で検索できるようにしました(以下「当所の画像検索」)。写真を1枚読み込ませると、その写真に写った製品と形が似ている順に、日本の登録意匠が一覧で表示されます。検索できるのは登録第1号から最新の登録までで、当所の調査で実際に使っています。試作品を手元で撮ったような写真でも似た登録意匠を探せるかを確かめるため、机の上に置いたマグカップやマウスなど5つの製品を撮影して検索しました。その結果、5枚の写真すべてで、撮影した製品と同じ種類(マグカップならマグカップ)の登録意匠が見つかりました(2026年9月。この試験では2000年以降の登録意匠を対象に検索しました)。
ただし、一覧の順番は当所の画像検索が計算して決めたもので、人の目で見て一番似ているものが1番目に来るとは限りません。そのため当所では、一覧の上から順に図を人の目で確認し、本当に似ている登録意匠を見分けています。また、意匠登録されていない市販品や、審査中でまだ公報に載っていない出願は、当所の画像検索では見つかりません。
本記事では、当所の画像検索について、作り方、調べられる範囲、写真で試した結果とうまくいかなかった例、画像だけでは調べきれない点を順に解説します。あわせて、当所が公開している調査報告書の見本を例に、その調査で当所の画像検索をどう使ったかも紹介します。また、操作画面などのデザインに限って画像で検索できるツール「GrIP」が2026年12月28日で提供を終えることで、何が変わるかも取り上げます。
写真や図から、似た登録意匠を探せるか
製品の写真や図などの画像をアップロードして、それに似た日本の登録意匠を探せる無料の道具は、2026年9月時点では限られています。主な道具と、それぞれでできること・できないことは次のとおりです。
- J-PlatPat(無料の特許情報データベース):意匠検索は、番号・キーワード・分類で探す仕組みで、画像をアップロードして、それに似た登録意匠を探す機能はありません(操作マニュアル 2026年6月版)。画像で探したいときは、意匠のメニューにある「画像意匠検索(外部サイト)」から、別のツール「GrIP」に移ります。
- GrIP(J-PlatPat のメニューから移れる無料のツール):画像をアップロードして、それに似た登録意匠を探せます。ただし、対象は操作画面やアイコンなどの画像のデザイン(画像意匠)に限られ、製品の形は探せません。2026年12月28日で提供を終えます。
- DesignView(欧州連合知的財産庁の無料サービス):画像をアップロードして、それに似た意匠を探せます。検索結果には日本の登録意匠も含まれます。欧州連合知的財産庁の発表(2026年2月9日)によると、画像で検索できる範囲は76の知的財産庁のデータまで広がっています。
当所が DesignView で、コップ・万年筆・ペットボトル・人形の写真4枚をそれぞれ検索したところ、どの写真でも約750〜840件が表示され、そのうち日本の登録意匠は4〜32件でした(2026年9月5日)。残りは、日本以外の国や地域の意匠です。検索の前に対象を日本の特許庁に絞っても、同じコップの写真で表示された日本の登録意匠は4件でした(2026年9月30日)。
同じコップの写真を、当所の画像検索(意匠公報の図をもとに、当所が自前で作った仕組み)で探すと、一覧の最初の8件がすべて、コップやマグカップなど飲み物を入れる器の登録意匠でした(2026年9月5日。2000年以降の日本の登録意匠で試した結果)。
DesignView は世界の登録意匠を広く見渡すのに向いており、当所の画像検索は日本の登録意匠を詳しく調べるためのものです。優劣ではなく、目的が違います。当所の画像検索の作り方と探せる範囲は、次の節から説明します。
当所の画像検索は、どうやって作ったか
当所の画像検索は、次の3つの手順で作りました。
- 特許庁が発行している意匠公報のデータから、登録意匠の図を集めます。
- 画像認識のプログラムを使って、図の1枚1枚について、形や模様の特徴を数値に置き換え、保存しておきます。
- 似た登録意匠がないかを確かめたい製品の写真も、同じプログラムで数値に置き換えます。写真の数値と、保存しておいた図の数値を比べ、数値が近い(形が似ている)登録意匠から順に並べます。
使った画像認識のプログラムは、企業などが公開しているもので、商用での利用が認められているものです。大量の画像をもとに、物の形や模様の特徴をとらえられるように作られています。当所は、このプログラムに公報の図を新たに覚えさせる(学習させる)ことはしておらず、公開されたものをそのまま使っています。
2000年以降の日本の登録意匠の約700万枚の図も、GPU(画像の計算に向いた部品)を載せた当所のパソコン1台で、数値に置き換えました。一度作ってしまえば、あとは新しく発行された意匠公報の分を足していくだけです。
当所の画像検索で、どの国・年代の登録意匠を探せるか
日本の登録意匠は、登録第1号から最新の登録まで切れ目なく、当所の画像検索で探せるようにしました。米国と EU の登録意匠は、いま当所の画像検索に取り込んでいる途中です。国・地域ごとの範囲は次のとおりです(2026年9月30日時点)。
| 国・地域 | 当所の画像検索で探せる範囲 |
|---|---|
| 日本 | 登録第1号から、2026年9月に発行された最新の意匠公報の分まで |
| 米国 | 1991年10月〜2000年の登録 約11.3万件と、主に2015年5月〜2026年9月の登録 約42万件(新しいものから順に取り込んでいる途中) |
| EU | 欧州連合知的財産庁に登録された意匠 約195万件のうち、取り込み済みの約5.3万件 |
日本の登録意匠は、新しく発行される意匠公報の分も、毎日取り込んでいます。当所の画像検索には、米国の登録意匠のうち1991年10月より前のものと、2001年から2015年4月までのものが、まだほとんど入っていません。EU の登録意匠は、製品の分類でいう「容器・包装」から順に取り込んでいる途中です。米国・EU とも、取り込みを続けています。
画像で探すと、どのくらい見つかるか
当所の画像検索がどのくらい使えるかを確かめるため、マグカップ・カメラ・スニーカー・椅子・腕時計など、身の回りの製品27点の写真を1枚ずつ読み込ませ、日本の登録意匠を探しました。当所の画像検索は、写真に複数の物が写っていてもそれぞれを探せるように、写真全体のほかに、写真を縦横3つずつに区切った9つの部分でも、似ている順の一覧を作ります(下の図)。写真1枚ごとに、写真全体と9つの部分のそれぞれの一覧を、上から20件まで見ました。そのどこかに、写真と同じ種類の製品(腕時計の写真なら腕時計)の登録意匠があれば、「見つかった」と数えました。

2000年以降に登録された意匠で探しても、2000年より前に登録された意匠で探しても、27点すべてで見つかりました(2026年9月21日)。写真全体の一覧だけを見ていたら、見つかったのは、2000年以降では27点中26点、2000年より前では27点中24点にとどまりました。
たとえば、当所の机の上で撮ったマグカップの写真で探すと、写真全体の一覧の上位8件は、次のようになりました。コーヒー碗や手付きコップ、マグのほか、形の似たコーヒードリッパーや、カップを載せた皿の登録意匠も並びました。

米国の登録意匠でも、当所の画像検索に入っている分で、同じ27点の写真を試しました(2026年9月29日)。同じように、それぞれの一覧の上から5件までを見ると、2001年以降の登録意匠では27点中26点、1991年10月〜2000年の登録意匠では27点すべてで見つかりました。
EU の登録意匠は、いまはほぼ容器・包装の分類のものしか取り込めておらず、物品名の情報も無いため、製品の写真で当たったかどうかを、まだ数えられていません。
製品の写真から、登録意匠を探す
意匠公報に載る登録意匠は、線で描いた図(線画)で表されたもののほか、CG で作った図や写真で表されたものもあり、製品の写真とは見た目が大きく違うことがあります。それでも、形が似ていれば、製品の写真から、線画などで表された登録意匠も見つかります。
たとえば、市販のマイクの商品写真で、物品の種類を絞らずに2000年以降の日本の登録意匠を探すと、上位4件はすべてマイクの登録意匠でした。1位に並んだのは、写真のマイクを売っている会社とは別の会社が出願した登録意匠で、いまも権利が続いているものでした(特許庁の記録で確認)。製品の写真1枚から、他社が出願した、いまも権利が続いている登録意匠が見つかったことになります。
一覧の最初の20件には、網目のある筒の形をした別の物品(ナット・信号灯など)の線画も並びました(2026年9月5日)。
外れた例と、その理由
うまくいかなかった例もあります。スーツケースを持った着せ替え人形の写真で探すと、一覧の最初の20件はすべてスーツケースや旅行かばんの登録意匠で、人形は1件も入りませんでした(2026年9月5日)。写真に人形とかばんの2つが写っていて、当所の画像検索が、かばんのほうの形を手がかりにしたためと考えられます。
写真を9つに区切った部分ごとにも一覧を作るのは、このためです。人形とかばんの図で示したように、人形が写った部分と、かばんが写った部分を分けて探せるので、同じ人形の写真でも、人形や人形の衣服の登録意匠が見つかりました。
また、物品の種類を絞らずに探すと、形は近くても別の物品が上位に来ることがあります。浄水ボトルの図で探したときは、電源タップやライター、万年筆の登録意匠が上位に並びました(当所の調査報告書の見本・2026年9月)。
画像で探すときは、先に意匠分類(特許庁が物品ごとに付けている分類記号)で物品の種類を絞ってから探すと、別の物品が混ざりにくくなります。当所の調査でも、関係しそうな分類を複数選んで絞ってから並べています(浄水ボトルでは、容器にかかわる4つの分類)。
画像で探しても、探しきれないところ
当所の画像検索で見つからないのは、主に、意匠登録されていない市販品やカタログのデザイン、まだ意匠公報に載っていない登録意匠や出願、そして当所の画像検索に入っていない国・年代の登録意匠です。
- 意匠登録されていない市販品やカタログのデザイン:意匠登録されていない製品のデザインは、意匠公報に載りません。ただし、自社のデザインを意匠登録したいときは、出願より前に市販品やカタログ、インターネットなどで世に出ていたデザインと同じか似ていると、原則として登録を受けられません(意匠法第3条第1項)。こうした市販品やカタログのデザインは数が多く、調べ尽くすことはできません。J-PlatPat にも意匠の公知資料(特許庁が集めたカタログなどの資料)がありますが、当所が見本の調査で確かめたときは、容器にかかわる分類の公知資料28,333件のうち、J-PlatPat で図を見られたのは830件でした(2026年9月)。
- まだ意匠公報に載っていないもの:意匠は、登録されてから意匠公報に載ります。審査中の出願は載っていません。また、出願人が請求すると、登録の日から最長3年間、図などの中身を公報に載せずに秘密にしておける登録意匠(秘密意匠)もあります。その間も、権利者の名前や登録番号などは公報に載ります(意匠法第14条第1項・第20条第3項・第4項)。
- 当所の画像検索に入っていない国・年代:当所の画像検索には、米国の登録意匠のうち1991年10月より前のものと2001年から2015年4月までのもの、EU の登録意匠の大半が、まだ入っていません。中国や韓国など、ほかの国・地域の登録意匠も入っていません。
また、製品の一部分だけを登録した意匠(部分意匠)は、その部分が似ていれば、製品全体の形が違っても権利が及ぶことがあります。そのため、当所の調査では、写真を9つに区切った部分ごとの一覧に加えて、特徴になる部分だけを切り取った図でも探しています。それでも、一覧の上位に無いからといって、その意匠権に触れないとは限りません。
あわせて読みたい:秘密意匠とは?メリット・デメリットと請求方法・期間を弁理士が解説
当所の画像検索を、実際の調査でどう使っているか(見本の例)
当所の調査では、依頼者の製品と形の近い登録意匠を、当所の画像検索で似ている順に並べ、人の目で1件ずつ確かめています。言葉や分類だけで探すと見つけにくい登録意匠も、画像で探せば一覧に並ぶからです。
ここでは、当所が公開している調査報告書の見本で、当所の画像検索をどのように使ったかを紹介します。見本は、架空の会社の浄水ボトル(キャップに目盛りのリングが付いたもの)のデザインについて、似た登録意匠がないかを調べた例です。
- 特徴になる部分だけでも探す:ボトル全体の図に加えて、デザインの特徴になるキャップと目盛りの部分だけを切り取った図でも探しました。一部分だけを登録した意匠(部分意匠)や、その部分の形が似た登録意匠も確かめるためです。キャップとふたの分類で絞って上位の候補を見た範囲では、キャップの下に目盛りの帯と指針を付けた形の登録意匠は見当たりませんでした(2026年9月26日)。
- 2000年より前の登録意匠まで探す:意匠公報では、形の特徴は主に図で示され、言葉ではあまり書かれていないため、形の似た登録意匠を言葉だけで探すのは難しくなります。当所の画像検索では、2000年より前の古い登録意匠も、試作の図を使って形の近い順に並べられます。見本では、一覧の最初の10件のうち9件が包装用のびんや容器で、どれもキャップは飾りのないねじ式のふたでした。目盛りのリングが付いた形はありませんでした(2026年9月21日)。
- 物品の種類を絞ってから並べる:容器とボトルにかかわる意匠分類で絞ってから、似ている順に並べました。
ただし、絞り込みでは失敗もありました。見本の最初の検索では、意匠分類の記号の書き方(全角と半角)が公報の年代によって違うことに気づかず、2000年から2022年ごろまでの登録意匠が絞り込みから外れていました。見ていたのは2022年以降の1,807件だけで、本来見るべき件数の2割に満たないものでした。2026年9月に全角と半角のずれを直し、検索し直しています。
画像で並べられるのは、形の近い候補までです。形が近いことと、意匠として類似するか(意匠法のうえで似ていると判断されるか)は別で、類否は、物品と形を対比して弁理士が判断します。見本の全文と結論は、見本ページでご覧いただけます。
GrIP の提供終了で、何が変わるか
GrIP(画像意匠公報検索支援ツール)は、特許庁所管の工業所有権情報・研修館が無料で提供しているツールで、スマートフォンの操作画面やアイコンなど、画面に表示されるデザイン(画像意匠)を、画像をアップロードして探せます。J-PlatPat の意匠のメニューからも移れます。コップや椅子のような製品の形を、写真をアップロードして探すことは、もともとできません。そのため、提供が終わると、特許庁や工業所有権情報・研修館が無料で提供しているツールでは、画面に表示されるデザインを画像から探せなくなる見込みです。製品の形の探し方は、今と変わりません。
GrIP が探せるのは、画像を含む意匠に付く分類記号「W」が付いた登録意匠で、2026年12月28日(月)17時で提供を終えます(工業所有権情報・研修館のお知らせ、2026年7月13日)。お知らせでは、終了後も「J-PlatPatの意匠検索機能により、引き続き画像意匠の検索をご利用いただけます」と案内していますが、J-PlatPat の意匠検索は、番号・キーワード・分類で探す仕組みです。
2020年4月以降に出願された画像の意匠は、J-PlatPat でも、物品名に「画像」「アイコン」などの語を入れて探せます(特許庁「画像・建築物・内装の意匠 調査方法マニュアル」2022年6月更新)。それより前に出願された画面のデザインは、スマートフォンなどの機器の一部として登録されているため、機器の物品名や分類からも探す必要があります。
終了後に画面デザインを画像で探したいときは、DesignView か、画像検索を備えた有料の商用データベースを使う方法があります。特許庁の報告書によると、調査した多くの商用データベースが、画像検索の機能を備えています(特許庁「令和5年度 特許情報に係る商用データベースの機能水準に関する調査」)。当所の画像検索にも、画面のデザインを含む日本の登録意匠の図が入っています。
画面の画像からも、登録意匠を探せるか
当所の画像検索で、画面の画像からも画面の登録意匠を探せるかを試しました。iPhone の4つの画面(ホーム画面・電卓・ロック画面・設定)に似せて当所で作った画像を1枚ずつ読み込ませたところ、どの画像でも、画像全体の一覧の1位と2位に、同じ種類の画面(電卓の画像なら電卓の画面)の登録意匠が並びました(2026年9月30日。2000年以降の日本の登録意匠で試した結果)。
電卓の画像で1位に並んだのは、アップル社が登録し、いまも権利が続いている、電卓の画面を含む登録意匠でした(特許庁の記録で確認)。ホーム画面とロック画面の画像でも、1位と2位はアップル社の登録意匠でした。
よくある質問
Q. GrIP が終わったあと、画面のデザインはどう調べればよいですか。
A. 2026年12月28日までは、GrIP で画像をアップロードして探せます。提供が終わったあとも、2020年4月以降に出願された画像の意匠は、J-PlatPat で、物品名に「画像」「アイコン」などの語を入れて探せます。それより前に出願された画面のデザインは、スマートフォンなどの機器の一部として登録されているため、機器の物品名や分類からも探す必要があります。画像をアップロードして探したいときは、DesignView か、画像検索を備えた有料の商用データベースを使う方法があります。
Q. 製品の写真から、無料で日本の登録意匠を探せますか。
A. 欧州連合知的財産庁の DesignView なら、無料で写真をアップロードして探せます。ただし、検索結果のほとんどはほかの国や地域の意匠で、当所が写真4枚で試したときは、表示された約750〜840件のうち、日本の登録意匠は4〜32件でした(2026年9月5日)。J-PlatPat には、製品の写真から探す機能はありません(2026年9月時点)。出願前のデザインの写真をアップロードするときは、そのサービスが画像を保存したり公開したりしないかを、利用規約で確かめてからにしてください。
Q. 画像で探して似た登録意匠が見つからなければ、安心してよいですか。
A. 見つからなくても、似た登録意匠が無いとは言い切れません。当所の画像検索では、意匠登録されていない市販品やカタログのデザイン、まだ意匠公報に載っていない出願、取り込んでいない国・年代の登録意匠は見つかりません。また、製品の一部分だけを登録した意匠(部分意匠)は、製品全体の形が違っても、その部分が似ていれば権利が及ぶことがあります。
まとめ
当所は、特許庁が発行する意匠公報の図を集め、日本の登録意匠を画像で探せるようにしました。探せる範囲と試した結果、探しきれないところは、次のとおりです。
- 日本の登録意匠は、登録第1号から最新の登録まで、画像で探せる(米国・EU の登録意匠は取り込んでいる途中)
- 製品の写真27点で試すと、27点すべてで、同じ種類の製品の登録意匠が見つかった
- 登録意匠の図から探すので、意匠登録されていない市販品やカタログ、まだ意匠公報に載っていない出願は見つからない
- 画像で並ぶのは形の近い候補までで、意匠として似ているか(類否)は、候補ごとに物品と形などを対比して判断する
画面のデザインを画像で探せる GrIP は、2026年12月28日で提供を終えます。その後に画面のデザインを画像で探すには、DesignView や、画像検索を備えた有料の商用データベースを使う方法があります。
本記事は、2026年9月30日までに数えた件数と試した結果をもとに書いています。
※意匠公報の図の扱いについて:当所の画像検索に取り込んだ図は、特許庁などの各国・地域の官庁が公開しているデータから入手したものです。集めた図の一式や、図から作った数値のデータは、当所の調査の中だけで使い、外部に渡したり公開したりしていません。この記事と調査報告書・見本には、説明や対比に必要な登録意匠の図だけを、登録番号を添えて載せています。
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参考文献
- 意匠法 第2条第1項・第3条第1項・第14条第1項・第20条第3項・第4項・第24条第2項(e-Gov 法令検索)※画像の意匠の定義、出願前に公になったデザインと同じか似た意匠は登録を受けられない原則、秘密意匠の期間・公報に載る事項、類否の判断の基準を参照
- 工業所有権情報・研修館「画像意匠公報検索支援ツール(Graphic Image Park)」ガイドライン(PDF)※GrIP の対象(画像意匠分類「W」が付いた意匠)を参照
- 工業所有権情報・研修館「J-PlatPat 操作マニュアル」2026年6月版(PDF)※J-PlatPat の意匠検索の機能を参照
- 特許庁「画像・建築物・内装の意匠 調査方法マニュアル」(2022年6月更新)※J-PlatPat で画像の意匠を探す方法を参照
この記事を書いた人:弁理士・米田恵太(知育特許事務所)














