このページは、「特許でどこまで守れるのか」「そもそも特許を取るべきか」を整理したい方向けの総合ガイドです。
段階別に、関連する記事へのリンクをまとめました。迷ったときは、上から順番に読み進めていただくと全体像が掴みやすくなります。
1. 特許の基本を押さえる
はじめて特許に触れる方・久しぶりに特許を検討する方向けに、制度の全体像と公開・存続期間の考え方をまとめたゾーンです。
- 特許権とは何かを身近な例から掴みたい
└ 特許とは?弁理士が初心者に向けてわかりやすく解説 - 個人や中小企業で特許を取るときの基本的な流れを知りたい
└ 個人や中小企業で特許を出願する流れ|特許出願から登録までの手順 - なぜ特許公報で内容が公開されるのか・出願公開制度を理解したい
└ 特許が公開される理由と1年半後に公開される仕組み|出願公開制度と公開特許の調べ方 - 特許の期限切れ・有効期間をどう確認するか知りたい
└ 特許権の存続期間と特許の期限切れの確認方法
2. 「何を特許で守るか」を決める
ビジネスの中で、どの部分を特許で守るのが現実的かを考えるための記事です。
- デザイン寄りのアイデアを特許でどこまで守れるか知りたい
└ デザインに関する特許の取り方|特許が取れない場合の意匠との使い分け - サービス業での特許の使いどころを知りたい
└ サービス業での特許の取り方|飲食店・美容室などの実例とポイントを解説
3. ノウハウか特許かを判断する
「出願すべきか、社内ノウハウとして秘匿すべきか」を判断するための視点です。
- 出願すべきか秘匿すべきかの判断軸を整理したい
└ ノウハウにすべきか特許を取るべきか…判断基準を簡易に解説
4. スタートアップ・事業会社の特許戦略
成長フェーズの企業向けに、「取るべき特許」と「取らない特許」の切り分けや、資金調達・事業提携との関係を整理したゾーンです。
- スタートアップとして、最低限押さえておきたい特許戦略を整理したい
└ スタートアップの特許戦略|成長を加速させる3つのポイント - 特許は売却できるのか・ライセンス収入は現実的か知りたい
└ 特許は売れる?特許権の売却・相場・ライセンスの考え方
5. 他人の特許・侵害リスクへの対応を検討する
既に出願・登録されている他社特許に引っかかりそうな場合や、「自社の製品が侵害に当たるのでは」と不安な場合の整理です。簡易チェック → 予防調査 → 回避・交渉・無効審判まで、段階ごとにリンクをまとめました。
- 他人の特許に抵触しているか、まずは簡易にチェックしたい
└ 他人の特許に抵触しているのかを簡易にチェックする方法 - 製品開発の早い段階で、侵害リスクを事前に把握しておきたい
└ 特許侵害予防調査とは?侵害調査が必要な場面と、依頼のポイントを弁理士が解説 - 侵害の疑いを指摘されたとき・警告書が届いたときの対応を知りたい
└ 特許侵害の疑いがある場合の対応と「抵触」との違い - なるべく揉めずに、特許侵害を回避する選択肢を整理したい
└ 特許権侵害を回避する6つの方法|設計変更やライセンスなどの選択肢を比較 - どうしても納得できない特許を、無効にできるのか知りたい
└ 他人の特許を無効にする手順とポイント
6. 出願前の準備資料チェックリスト(発明・特許編)
いざ出願しようと思っても、「資料や社内の整理が追いついていない」と手が止まりがちです。出願前に押さえておきたいポイントをチェックリスト形式でまとめています。
- 出願の前に、発明の全体像と関係者・ビジネス面の整理をしておきたい
└ 出願前の準備資料チェックリスト(発明・特許編) - 意匠出願前のチェックリストはこちらです。
└ 出願前の準備資料チェックリスト(デザイン・意匠編)
7. 模倣品対策・税関差止(番外編)
海外ECや越境取引などで「模倣品が出てきそうだ」と感じる場合は、税関での差止申立という選択肢があります。
8. 個別相談のご案内
記事を読んでみて「自社のケースだとどの選択肢がよいか分からない」という場合は、個別相談をご利用ください。
技術の内容やビジネスモデルに応じて、「出願・ノウハウ・ライセンス・売却」などの選択肢を一緒に整理することができます。
この記事を書いた人:弁理士・米田恵太(知育特許事務所)

